
こんにちは!スタジオplus+講師の清水です。
今回は、子どもの気持ちの変化について書きたいと思います!
とある生徒さんで、文字を書く際にどうしても乱雑になってしまう子がいました。ワークをやる際などに字が枠内に収まらないことも多く、書いた本人でもその内容がわからなくなることがしばしばありました。しかし、文字を書く事は大好きな子だったので、手紙を書く授業を実施し、書き手と読み手の気持ちについて考えてもらい、気持ちの変化に期待をしました。
授業の初めは「自分が読めればいい」という思いや、「早く書きたい」という
思いが強く、文字は雑なままでした。そこで、「どんな手紙をもらったら嬉しいのか」話し合いました。すると、「きれいな字だと嬉しい。」「丁寧だと気持ちが伝わる。」と生徒さん自身でこの考えに至り、丁寧な字で書いた手紙を私にプレゼントしてくれました!少しだけですが、「読み手に対して」どんな字を書けばいいのかということを考えるきっかけになったかなと感じました。
その次の週、通常授業で国語のワークを行った際、初めは枠から字が出てしまっていたり、走り書きのようになっていたのですが、「あっ!これだと先生が丸付けのときに困っちゃう!」と自身で答えを書き直してくれました!意識して文字を書くことが多くなり、鉛筆の持ち方などにも関心を持つようになってくれました。その気持ちの変化に大きな成長を感じた瞬間でした!
今後も、どんな些細の「気づき」や「気持ちの変化」でも大切にできる講師になりたいです!