
こんにちは。
4月からスタジオplus+で教務主任として働いています荒井です。
少し前までは春らしい花がきれいに咲いていたと思ったら、
最近では梅雨らしく紫陽花を見かけるようになりましたね。
誰でも知っていることですが、今、目の前で咲いている花は去年の花とは別の花。
今年の花は、今年だけの花。あたりまえのことですが目の前の花は、
今を精一杯生きている花なのです。
季節の続きのように、当然のようにやってくる者たちを本当は、
今しか出会う事の出来ない、かけがえのない瞬間なんだと感じなければいけないと
思います。
スタジオplus+には、色々な思いを持った子どもたちがやってきます。
この子どもたちにとっても、今という瞬間は今しかありません。
何となく毎日を流れるように生きていると今日という日が昨日の続きで明日へと
繋がっていく、単なる一ページのように感じてしまう時があります。
だからこそ、子どもたちにとって大切な時間と思いながら授業をしたいと思います。
学習は昔から大きく「導入」「展開」「まとめ」と三つに分かれます。
「導入」は学習開始時に「今日はこんな学習をするよ」という見通しと、
今日の学習に対する興味関心を子どもたちに伝えることです。
どんなことでも同じだと思いますが、「やりたい」という思いは、
知識や技術を身に付ける上では最も大切なことだと思います。

五月下旬、駅前教室にお目見えした「カラコロと音を立てながら、
カラフルな木の枝を伝いながら落ちてくる玉」の知的教材は、
教室に訪れる多くの子ども達の目に留まり、自然と子ども達が手を伸す
学習教材になっています。
私も出来ることならば、子どもたちがそんなふうに目を輝かせながら授業に臨んで
くれることを、いつも願っています。
だから、これからも多くの講師の先生たちと子ども達のこと、授業のこと、
教材のこと、たくさんのことを一緒に話し合っていきたいと思っています。
そんな、あたりまえのスタジオplus+の取り組みが、あたりまえに季節を飾る花たちのように、子ども達を支える力になることを祈っています。