
こんにちは、スタジオプラスの講師の土屋です。
だんだんと冬本番が近付いてきましたね。
乾燥する日が多いので、
みなさま風邪やインフルエンザには十分お気を付けください。
本日は、私が授業で大切にしている姿勢をご紹介したいと思います。
それは「待つ姿勢」です。
スタジオプラスは一対一の個別指導なので、講師は生徒さんが
問題を解く様子をつぶさに見ることができます。
そのため、生徒さんの問題を解く手が止まると、すぐに気が付くことが出来ます。
そこで私の場合は
「何につまずいているのかな、、、、。
たぶんこの部分につまずいているのだろう。」
と考え、ヒントが口を突いて出そうになります。
しかし、ここで出そうになったヒントを一旦こらえ、
飲み込むことが大切だと感じています。
生徒さんが問題で悩んでいる様子をしばらく見守っていると、
手が動きだし、なんとか正解までたどり着くことがあるからです。
もし、手が止まったしまったその瞬間に私がヒントを出していたら、
その生徒さんの考える機会や、問題を自力で解けたという成功体験を
奪うことになってしまったかもしれません。
たとえ、正解までにたどりつけなかったとしても、
生徒さんが考えつくしたその瞬間まで
ヒントを出さずに「待つ」必要があります。
この「待つ姿勢」は常に意識して心にとめておかなければなりません。
生徒さんが問題を解けずに悩んでいる様子を見ると、
ついヒントを出して手助けしたくなってしまうからです。
「すぐにヒントを出したくなる」という自分の癖を自覚し、
生徒さんに、より多くの考える機会や成功体験を経験してもらえるように、
生徒さんを信頼し、「待つ」ことを大切にしながら、
これからも生徒さんと学習に取り組んでいきたいと思います。
