
こんにちは。市川駅前教室の芹澤です。
10月に入り、特に朝晩の寒さを感じるようになりましたね。
自転車通勤の私は、風を強くうけ、寒さを楽しんでいます。
風邪をひかないように、屋外から屋内に入った際は
うがい手洗いをよくしてください!
今日は私が受け持つ生徒さんの笑顔が増えた話をしたいと思います。
その生徒さんは自分の意思を家族以外の人にはあまり話せない
恥ずかしがりやさんです。
その生徒さんは、数字に対して苦手意識をもっていると、
保護者の方からのお話を聞いていました。
ゆっくり取り組めば、問題を解けるのですが、
抵抗感を強く感じているとのことでした。
まず、数字への抵抗を少なくするため、あるプリントを用意してみました。
それは、数独です。
9×9マスが定番ですが、まず3×3のプリントを一緒に解きました。
一問解いてすぐ「楽しい!」との笑って教えてくれました。
そして二枚目は自分で解くと言ってプリントに向かってくれたのです。
その次の授業も同様の3×3マスの数独を取り組み、
宿題にもそのプリントを一枚用意しました。
その次の授業では、お母さんにおねだりして数独の本を買ってもらい、
家でもやっていると教えてくれました。
その日は初めて9×9マスの数独を用意していましたが、
それも「楽しい!」と取り組んでくれました。
また、その日、保護者の方から算数が苦手なので
授業で取り組んでほしいとの要望を受けました。
生徒さん本人に聞くと、
「割り算が苦手だからやりたい」
と教えてくれたのです。
数字に慣れてきて、今まで避けてきた苦手な単元を
克服したいと思うようになってくれたことは、とてもうれしいことでした。
また、授業で割り算を一緒に解いた授業後、
感想を聞くと
「先生と一緒にやったから割り算が楽しかった」
と恥ずかしそうに話してくれました。
安心できる人と一緒に、楽しいことから少しずつ始めていくことで、
自分の苦手に向き合おうとすることが出来る。
私は、この事で勇気と元気をたくさんもらいました。
どんなに苦手や抵抗感があっても、それに関連する事を楽しむことで、
苦手を克服するチャンスがあります。
そのチャンスを、見落とさず、
楽しんで学習ができるようにお手伝いしていきたいと思います。

