
こんにちは! スタジオplus+個別指導員の福原です。
さて6月ももう終わりですね。梅雨が開けると日差しも
強くなって一気に夏らしくなってくることでしょう。
外に出る時は帽子をかぶって、
こまめに水分補給をするようにし、
熱中症にならないよう気を付けて下さいね。
【ほめるの効能】
さて授業の話です。
自分は、授業中いいなと思ったこと、すごいと思ったことは、
出し惜しみせずその場で相手に伝えるようにしています。
1授業のうち必ず1回以上ほめることを心掛けております。
ほめ方の工夫として、
パーフェクトを目指すのではなく大体25%できたらほめるようにしています。
例えば、授業で宿題が全部できていたら、課題を全部こなしたら、
ほめるのではなく、席について自分から教科書をひらくことができた時や、
声掛けだけですぐに鉛筆をもって取り組み始めた時に、ほめるようにしています。
ワークを解いているときでも、途中で一言「頑張っているね。いい調子だね」
と、出来ている点をほめます。
もちろん、問題に正解できたら大げさなくらいほめます。
また、「えらい!」「すごい!」ではなく、
「字がとてもきれいに書けていて読みやすいですね。」
「先生に、分からない所を分からないって伝えられたのはとても良いですね」
などと、何が良かったのかを具体的にほめるように留意しています。
こんな風に書くと、そんなにほめるところなんてないと思うかもしれません。
しかし、考え方次第でいくらでもほめることは可能です。
例えば、1時間の授業時間のうち、集中できていたのが10分間だったとして、
「10分間しか集中できなかった!」と考える事もできますが、
「10分間もがんばって集中できたね!」と考える事もできます。
どうやったら10分間の集中が15分間になり、15分間が20分間になっていけるか、
その子にあった勉強方法を考え、実践していくのは私たち教師の仕事ですが、
今現在、その子が10分間集中できた事実を、まず認めてあげる事も
大切な事だと私は考えます。
そうして、もし授業の中で「よーしやってやるぞ!」と、
本人のやる気につながっていけば大成功です。
授業の中で、少しずつ文字を丁寧に書いてくれるようになったり、
集中時間が長くなっていくことを実感したり、
家族の方から
「前はできなかったことが、できるようになっていてびっくりしました。」
などと言われると、本人の成長を感じられて、とてもうれしくなります。