相手の思いを受け止めるということ

4月からスタジオプラスの個別指導員をしております、立田です。
どうぞよろしくお願いいたします。



GWはいかがすごされましたか?
私は、いつもと同じくらいの時間に、寝て起きる!

それが一番だとわかっているのに、のんびりしてしまいました。

こちらにきてまだ短いですが、心に残る出来事がたくさんあります。

最近、来られるようになった男の子。
最初は中々思いを話してはくれませんでした。
宿題としてやってきていたという過去のプリントの隙間に、彼の思い

見つけました。彼は、とても真剣に世の中について学び考えていたのです。

 

それが、その隙間に書かれた文章で分かりました。
そのことについて触れ、私の感想を言ったとき、彼が初めて笑顔を

見せてくれました。書かれた場所としては、適切でなかったかもしれません。

 

でも、その時、彼の伝えようとしたことに気付けて良かったと思いました。
「もっと、あなたの知っていることがあったら教えてください。」

とお願いすると、まっすぐこちらをみて、「はい」と言ってくれました。

そして、次の授業の時には、「書ききれませんでした。」と3枚の原稿用紙
彼の興味があることが綴られていました。
そして、原稿用紙にはない、彼の気持ちも教えてくれました。
今、彼は、授業中もとても集中して学習をすすめています。

子ども達に何かをしてほしい時に、いつも思い出すことがあります。
以前、保育園に勤めていたときのことです。
ある子に「お片付けだよ」というと毎回「いや~!」と

大泣きをされていました。

 

でも、その子の目線になって、その子の楽しんでいるものを「○○だね」と
一緒に楽しんだ後、「お片付けしようかな」とお話しすると、

納得してくれました。年齢に関係なく皆、自分の思いを分かってもらえた

感じた時に、相手の思いを受け入れることができる。そう教えてもらいました。

こちらの思いだけで「さあ勉強しましょう!」ではなく、
どうしたら、せっかくのやる気をくみ取ってサポートできるか
考えていこうと思っています。